岡山県立博物館
博物館では毎年この時期、学校からの依頼を受けて小学校3年生への出前授業を行っています。博物館から実物資料を持って学校へ赴き、一期一会の授業を行う出前授業。本年度は感染症予防をしながらですが、例年通り行っています。
子どもたちは3学期の社会科授業で昔のくらしについて学習します。そこで小学校の先生から「博物館にある古い道具を見せて欲しい。」とか、「古い冷蔵庫や洗濯機を学校に持ってきて欲しい。」などと博物館に相談があります。さすがに冷蔵庫も洗濯機も公用車では運べないので、「火のし・炭火アイロン・電気アイロン」などを基に、道具の変化や社会や生活の変化と結び付けて考える授業を展開しています。
感染症対策のため、子どもたちの近くに寄って資料を見せたり、子どもたちが資料に触れたりすることはできませんが、今のアイロンと形が全然違う火のしが現在のアイロンと同様に使用されていたことが分かると、「え-!」と声が上がります。
本物の資料を使って、当時の人々の知恵や工夫・苦労を考える授業は、子ども達にとってとても新鮮だったようです。