岡山県立博物館
則宗は、備前国(岡山県)一文字派の祖として知られ、後鳥羽院(1180-1239)に御番鍛冶として任ぜられたと伝わる名工です。
 このたび、館蔵の重要文化財「太刀 銘 則宗」の佩表と佩裏を高精細で撮像しました。ただ今公開用データベースを鋭意制作中ですが、先駆けてこちらでご紹介いたします。
 本作は、則宗の作のなかでも古備前の遺風を感じさせる小鋒で細身の踏ん張りの強い優美な姿をしています。刃文は直調に小丁字や小乱れを交え、板目肌の地鉄には乱映りが立ちます。常陸国(茨城県)土浦藩主土屋家の伝来品で、本阿弥宗家十三代光忠による金子弐拾枚と代付された折紙や、土屋家の家紋を蒔絵した金塵地家紋散糸巻太刀拵が附属しています。岡山県立博物館リニューアルオープン後に展示を予定していますので、どうぞご期待ください。
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 博物館公式サイトでは、ミュージアムショップでお馴染みの則宗ポスター・則宗ポストカード等の通信販売を行っています。こちらもあわせてぜひご覧ください。
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